ツル ヒロユキ
TSURU HIROYUKI
鶴 浩幸 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/04 |
形態種別 | その他 |
標題 | 眼科領域の鍼治療 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 季刊東洋医学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 14(2),1-7頁 |
著者・共著者 | 鶴浩幸 |
概要 | 本稿では筆者が日常の臨床または研究などで実施している視力向上(または眼精疲労軽減)のための鍼治療について紹介した。また、疼痛コントロールを目的とした鍼治療は眼科領域以外の部位に対して一般的に用いられているが、眼科領域における鎮痛を目的とした鍼治療の報告は極めて少ない。しかしながら、水晶体嚢内摘出術、線維柱帯切除術、強膜内陥術、角膜移植術や眼球摘出術といった各種眼科手術の術中における疼痛コントロールに鍼通電が有効であったことが報告されており、眼部の鎮痛においても鍼治療は十分に応用できることが考えられる。そこで、筆者が慢性的な眼深部痛の軽減を目的として臨床に応用している鍼通電治療を引き続いて紹介した。最後に、眼科領域の鍼治療の問題点や将来の展望について述べた。 |