キムラ アツシ
KIMURA ATSUSHI
木村 篤史 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/12 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 褥瘡予防に向けた取り組み~自発的な体位変換の誘導を試みた一症例~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 京都在宅リハビリテーション研究会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第9巻,35-40頁 |
総ページ数 | 6 |
著者・共著者 | 冨田健一,西村佳小里,森川重幸,永山智貴,小西倫太郎,神田佳明,堀田直樹,浅野翔平,木村篤史,松本和久,平澤泰介 |
概要 | 体位変換する身体能力を有するが,自発的な体位変換を行えない症例に対し、褥瘡の防止を目的とした自発的な体位変換の誘導を試みた.症例は平成26年6月に褥瘡を罹患し,本院に入院した81歳男性で,同年11月に褥瘡は完治し,口頭指示による側臥位への体位変換が可能となったが,自発的な体位変換は不可能であったため,褥瘡の再発防止対策が必要となった.そこで背部への刺激入力を増加し,生理的欲求から体位変換を誘導する介入と,音刺激を同定した際に側臥位への体位変換を反応選択する治療者との約束により体位変換を誘導する介入を行った結果,音刺激により自発的な体位変換の動機が生じた.その理由は,本症例にMaslowの動機の階層説の所属と愛情欲求が残存していたためであると考えられた. |