タグチ レイナ
TAGUCHI REINA
田口 玲奈 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007 |
形態種別 | その他 |
標題 | パネルディスカッション「慢性疼痛に対する鍼灸治療の役割とその現状」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 第36回日本慢性疼痛学会 抄録集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 40頁 |
著者・共著者 | 田口玲奈、伊藤和憲、北小路博司 |
概要 | 慢性疼痛は(1)侵害受容性疼痛(持続した侵害受容刺激が存在する疼痛:癌性疼痛、関節リウマチ、慢性腰痛など)、(2)神経因性疼痛(中枢・末梢神経などに損傷や機能異常がある疼痛:帯状疱疹後神経痛、交感神経依存性疼痛など)、(3)心因性疼痛(痛みの訴えとなる原因が見いだせない疼痛)に分類される。わが国における慢性疼痛保有率は13.4%であり、約1700万人が慢性疼痛を保有していると推測され、それらのうち痛みの軽減が得られている人はわずか22.4%で、その大多数は不変もしくは非受診者である。このことは慢性疼痛患者が適切な治療を受けられていない可能性と適切な治療法がない可能性を強く示していると思われる。そのため慢性疼痛に対して神経ブロックや薬物療法、心理療法、鍼灸治療など様々な治療が試みられている。そこで、慢性疼痛領域における鍼灸治療の役割とその可能性を検証する。 |