ツル ヒロユキ
TSURU HIROYUKI
鶴 浩幸 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03/25 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 在宅医療のための訪問鍼灸ガイドブック-地域包括ケアシステムにおける鍼灸師の役割- |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 医歯薬出版(株) |
担当範囲 | 不眠 |
著者・共著者 | 飯島治、江川雅人(監修)、鶴浩幸・他(共著) |
概要 | 令和2年出版予定
・第2章「不眠」を執筆した。1.不眠とは「睡眠をとれる状況や環境下にあるのに入眠、睡眠の維持、熟睡感など睡眠に関して問題があり、かつ、日中の生活機能に障害をもつ。」ことと定義される。2.不眠の原因は1つに特定できないことが多いが、二次性不眠を生じる原発性睡眠関連疾患は理解しておくことが望ましい。不眠の原因として精神科疾患が疑われる場合には精神科や睡眠専門医などへ紹介することも考慮する。3.不眠の原因は様々であるが、不眠に対する鍼灸治療は自律神経機能の調整、リラクセーション、過度のストレスの軽減、疲労軽減などを目的とした施術を基本とする。4.高齢者の様々な主訴に応じた鍼灸治療を行うことによっても不眠が改善する可能性がある。5.弁証論治などを含めた全身的治療としての鍼灸治療の特性を活かしながら、高齢者の個別の愁訴に対して治療を行うことが睡眠の改善につながることがある。 |