ナムラ ケンジ
NAMURA KENJI
苗村 建慈 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 過敏性腸症候群の患者に対する鍼治療の効果―条件判定法による検討―. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 全日本鍼灸学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 55(1),56-67頁 |
担当範囲 | 研究方法の助言、一部の症例の診断、研究結果の解析と考察を担当 |
著者・共著者 | 松本 淳、石崎直人、苗村健治、山村義治、矢野 忠. |
概要 | 【目的】過敏性腸症候群(IBS)の患者に対して鍼灸治療を行い、臨床効果を検討した。【対象と方法】対象は、4年以上の罹病期間があり、半年以上の投薬治療によっても症状の改善が得られなかった4症例。中医学的な弁証に従い鍼灸治療を行い、鍼灸治療期間と鍼灸治療休止期間を交互に繰り返し、治療効果を評価した。IBSの症状は、便通異常を日誌に記載し、心理状態、QOLについても評価した。【結果】4例中3例で、鍼灸治療の期間に応じて、腹痛・腹満感の腹部症状やQOLが改善し、2例で投薬量が減少した。【考按】鍼灸治療が、IBS患者の腹部症状やQOLの改善に有効な治療となる可能性が示唆された。 |