ナムラ ケンジ
NAMURA KENJI
苗村 建慈 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 鍼治療により症状の軽減が得られた咳喘息の1症例.—補完医療の実践 カンファレンスルームBからの報告28. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 未病と抗老化 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 14(1),86-91頁 |
担当範囲 | 研究方法の指導、症例の診断、研究結果の解析と考察、論文作成指導を担当 |
著者・共著者 | 植松祐介、江川雅人、矢野 忠、苗村健治. |
概要 | 咳喘息と診断された1症例(38歳、男)を対象に鍼治療を行った。治療方法は弁証論治とともに、頭痛、眩暈、吐気に対して対症療法的な鍼治療も加えた。鍼治療の結果、咳嗽は著明に軽減し、呼吸困難感、咳嗽時の胸痛や吐き気も改善した。咳嗽や喀痰などの症状点数も低下した。呼吸機能の改善が、ピークフロー値や一秒率の増加など呼吸機能検査値の上昇から認められた。また、MOS(明治鍼灸大学方式弁証スコア)により、東洋医学的な所見である肺、腎、気虚、血ヲの改善も認められた。本症例において、鍼治療は有効であり、本疾患に対する鍼治療の適応の可能性が示唆された。 |