ナムラ ケンジ   NAMURA KENJI
  苗村 建慈
   所属   看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005
形態種別 研究論文
標題 鍼治療が有効であったCOPDの1症例.
執筆形態 共著
掲載誌名 日本呼吸器学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 43(5),289-295頁
担当範囲 研究方法の確立、研究結果の解析と考察、論文作成指導を担当)
著者・共著者 鈴木雅雄、大野 康、苗村健治、浅井稔博、由月英行、澤田昌浩、赤尾清剛、後藤紘司、藤原久義
概要 【症例】患者は、66歳の男性。53歳より、労作時呼吸困難を自覚し、COPDと診断され、薬物療法が開始された。症状は徐々に進行し、鍼治療が併用された。%FEV1 45%で、COPDの重症度はⅢ期であった。鍼治療の効果を、6分間歩行試験(6MW)、歩行中の動脈血酸素濃度、呼吸機能検査により、評価した。【結果】労作時呼吸困難の改善が、6MWの距離増加、6MW直後のBorg scaleの改善、呼吸機能検査では、1秒率や残気量の改善として示された。【考按】本症例のCOPD患者において、鍼治療が労作時呼吸困難の改善に有効であった。