ツル ヒロユキ
TSURU HIROYUKI
鶴 浩幸 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/11 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | SSP刺激が遅発性筋痛に与える影響-SSP刺激介入時期の違いによる検討- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 慢性疼痛,2009. |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 28(1),197-200頁 |
著者・共著者 | 池内隆治、角谷和幸、小田原良誠、鶴浩幸、北出利勝 |
概要 | SSPの刺激方法の違いが、上腕二頭筋の遅発性筋痛に及ぼす影響について検討した。対象は健常男子21例(平均年齢20.8歳)で、局所群、同時群および対照群の3群に分けた。遅発性筋痛は筋負荷装置を用いて、非利き手側の上腕二頭筋に作成した。局所群は上腕二頭筋筋腹上に110Hz、同時群は局所刺激に遠隔部刺激すなわち両側の合谷穴と足三里穴に4Hzの刺激を加えた。対照群は運動負荷のみとした。刺激強度は被験者が痛みを感じる直前とし、20分間の通電を行った。遅発性筋痛の程度はVAS (visual analogue scale)で評価した。VASの測定は、1日目の運動負荷前・後、SSP刺激後、2日目のSSP刺激前・後、3-8日目および15日目に行った。その結果、局所群と同時群は測定経過を通じて、対照群と比較して平均値で低値を示した。なお、同時群は4日目と5日目に対照群と比較して有意に低値を示した (p<0.05)。したがって、遠隔部刺激は鎮痛効果を増強する可能性が考えられた。 |