ナムラ ケンジ
NAMURA KENJI
苗村 建慈 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/05 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | ステロイド療法に抵抗を示した成人型アトピー性皮膚炎に対して、かゆみと皮疹の改善が得られた鍼治療の1症例 ―条件反転法下に経過観察をおこなった1例 —補完医療の実践 カンファレンスルームBからの症例報告53. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医道の日本 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第764号),67-71頁 |
担当範囲 | 研究方法の指導、症例の診断、研究結果の解析と考察、論文作成指導を担当 |
著者・共著者 | 江川雅人、小林里奈、苗村健治、矢野 忠. |
概要 | 4歳時から続くアトピー性皮膚炎(AD)のため、ステロイド外用薬による治療を受けていたが改善のみられなかった患者(18歳男性)に鍼治療を行うことにより、症状の改善が認められた。鍼治療は風熱証、ヲ血証の弁証に従い配穴し、随伴症状の肩こりに対しても対症的に鍼治療を加えた。鍼治療は週1回を10回行った。鍼治療により、掻痒感の改善とともに、皮疹の改善およびⅠ型アレルギーによる炎症の活動性を示す末梢血好酸球数と血清ECP値、皮膚炎の活動性を示すLDH値の低下が認められた。症状の改善とともに、アレルギー性炎症の改善が、客観的に認められた。 |