スミヤ エイジ   SUMIYA EIJI
  角谷 英治
   所属   鍼灸学部 鍼灸学科
   職種   特任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1997
形態種別 研究論文
標題 視床内側下核の内因性鎮痛系における役割
執筆形態 共著
掲載誌名 Pain Research
掲載区分国内
巻・号・頁 Vol.12,21-26頁
著者・共著者 角谷英治, 村瀬健太郎, 岡田薫, 川喜田健司
概要 (筆頭)
視床内側下核の痛覚抑制系への関与を明らかにするために、麻酔下のラットを用いて、直腸-結腸の伸展刺激により誘発される外腹斜筋の反射性筋電図を指標にして、内側下核とその周囲の核の通電刺激の効果を調べた。外腹斜筋の反射性筋電図は、モルヒネの投与後消失し、ナロキソンの投与で拮抗した。外腹斜筋の反射性筋電図は内側下核の腹側部の通電刺激により抑制した。以上の結果から、内側下核が痛みの中継核としてだけでなく、痛みの抑制系にも関与している可能性が示唆された。