スミヤ エイジ   SUMIYA EIJI
  角谷 英治
   所属   鍼灸学部 鍼灸学科
   職種   特任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1997
形態種別 研究論文
標題 視床内側下核における脳内自己刺激と刺激誘発表鎮痛
執筆形態 共著
掲載誌名 Pain Research
掲載区分国内
巻・号・頁 Vol.12,93-98頁
著者・共著者 村瀬健太郎 角谷英治 岡田薫 小林和子 川喜田健司
概要 痛みの情動面に関与するとされている視床内側下核における脳内自己刺激と刺激誘発鎮痛の関連を調べるために、ラットの内側下核へ刺激電極を慢性的に埋め込み、脳内自己刺激が行われるかを調べ、次にtail flick testとformalin testを指標にして刺激誘発鎮痛が生じるかを調べた。内側下核の腹側部では脳内自己刺激が認められた(4/6)。脳内自己刺激が認められた例は全て刺激誘発鎮痛が見られた。内側下核の腹側部では脳内自己刺激、刺激誘発鎮痛のどちらもが認められたことから内側下核が報酬系に関与するとともに痛覚の抑制系としても機能する可能性が考えられた。以上の研究に対して研究プロトコールの作成、研究の遂行、データ整理等に関与した。