アカザワ ジュン
AKAZAWA JUN
赤澤 淳 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2008/09 |
発表テーマ | 運動単位同定のための表面筋電図の独立成分分析に関する検討 |
会議名 | 生体医工学シンポジウム2008 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 赤澤 淳, 奥野 竜平, 佐藤 哲大, 湊 小太郎, 吉田 正樹, 池内 隆治, 岡本 武昌 |
概要 | 運動単位の非侵襲的同定のため,EMG(マルチチャネル表面筋電図)を対象とした種々の処理法が提案されているが,有効なものは少なく,近年ICA(独立成分分析)が注目され,上腕二頭筋などの大きな筋のEMG に適用されている.しかし,FDI(第1背側骨間筋)にICAを適用した結果,多数の運動単位の活動電位による信号がICA の1つの成分に表れ,同定が容易でないことが分かった.また筆者らは,FDI は皮下の軟部組織が薄く,運動単位のテリトリが比較的大きいことを示した.本研究は,この知見をもとに筋電信号発生モデルを構築し,シミュレーションにより,対象とする運動単位の筋線維の走行方向に対する電極の角度を変化させて記録したEMG にICA を適用し,電極の角度が運動単位の特徴抽出に及ぼす影響を解析し,運動単位同定のための処理法を提案した. |