アカザワ ジュン
AKAZAWA JUN
赤澤 淳 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2009/11 |
発表テーマ | マルチチャネル表面電極を用いた運動単位の動態追跡法に関する検討 |
会議名 | 電気学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 赤澤 淳,奥野 竜平,池内 隆治,岡本 武昌 |
概要 | 本研究の目的は,対象とする運動単位の動態を追跡する手法を提案することである.計測対象とする筋を皮膚表面と筋組織の間隔が狭く,計測が比較的容易な手の第1背側骨間筋とし,最大随意収縮時の5%程度の力で計測を行う.日時を変えて計測する時に手とマルチチャネル表面電極,指の張力を計測するひずみゲージを定位置に設定する固定台の作成を行う.マーカーで印をつける手と電極を接触させる位置は,筋線維の走行方向に垂直な位置とする.運動単位の活動電位の同定を行うためにマルチチャネルで確認される活動電位の時空間的な特徴を抽出する処理を行い,活動電位発生モデルを用いて運動単位の形状と位置の推定を行う.次に,日時を変えて記録した個々の運動単位の情報を比較し,動態追跡に関する最適な解について検討する.本研究において,運動単位の動態を追跡する手法を提案し,有用な知見が得られた. |