キムラ アツシ
KIMURA ATSUSHI
木村 篤史 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2003/05 |
発表テーマ | 脳梗塞片麻痺患者における前面支柱型短下肢装具による静止立位重心動揺及び下肢筋活動に及ぼす影響 |
会議名 | 理学療法学30巻 Suppl.2 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 木村篤史,冨田健一,内藤仁美,永山智貴,松本和久 |
概要 | 脳梗塞左片麻痺,関節リウマチにより左上下肢不全麻痺,足部変形,右下垂足を有する83歳の女性を対象に前面支柱型短下肢装具を作成し,装具装着による重心動揺,下肢筋活動に与える影響について検討した.装具の装着により軌跡長は減少を示したが,Y方向最大振幅はやや増加していた.下肢筋活動は右腓腹筋以外の筋活動は減少を示した.前面の支柱に踏み込むことで立位が安定すると同時に,前方への重心移動幅が延長したためであり,またそれにより下肢筋活動が減少したものと考えられた.このことより,患者の病状によりよりカスタマイズされた装具を作成することは患者のADL自立への一歩を援助する可能性があることが示唆された. p18 |