エバラ サトミ
EBARA SATOMI
榎原 智美 所属 看護学部 看護学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2023/03/18 |
発表テーマ | ラット顔面ヒゲ Artificial Whiskingにおける一次感覚ニューロンの解析-脳幹 in vivo 軸索記録・標識法を用いて- |
会議名 | 第128回日本解剖学会総会・全国学術集会 |
主催者 | 日本解剖学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 仙台 |
開催期間 | 2023/03/18~2023/03/20 |
発表者・共同発表者 | 村本大河, 榎原智美, 竹中綾, 堤友美, 佐藤文彦, 廣瀬眞理, 古田貴寛 |
概要 | ラットの顔面ヒゲには多様な機械受容器が密に分布している。そんな自慢のヒゲを約5-10Hzでワッサワッサと能動的に動かし、外界を探索(アクティブタッチ)することで多くの情報を受容している。Artificial whisking中のラットで一次感覚ニューロンの発火特性は明らかになっているが、その形態は明らかになっていない。ここでは麻酔下ラットの顔面神経に電気刺激を与え、Artificial whiskingを行った際の一次感覚ニューロンを脳幹 in vivo 単一軸索内記録・標識法を用いて、機能と形態とを同時に観察した。4種・7ニューロンの記録と標識に成功した。それぞれニューロンはair Whisking時に発火するもの、Whisking-Touch時に発火するもの、そのいずれにも反応するものがあった。いずれのニューロンもphase-lockを呈し、それぞれ特異なパターンを示した。なかでもRingwulstと密接するClub-like endingはWhiskingにオブジェクトを置いた(W+T)時にのみ、持続的に発火していた。終末の種類と終末場所によって発火パターンが異なることがわかった。またヒゲの動きの通り道にオブジェクトを置いて動きをブロックすると発火しなくなるニューロンがあることがわかった。 |