スミヤ エイジ
SUMIYA EIJI
角谷 英治 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 特任教授 |
|
発表年月日 | 1997/07 |
発表テーマ | 中リョウ穴の得気に関する検討 |
会議名 | 第8回学術集談会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 明治鍼灸大学 |
発表者・共同発表者 | 北小路博司, 廣正基, 水沼国男, 角谷英治, 本城久司, 斉藤雅人, 本郷文弥, 中嶋隆史, 星伴路, 川喜田健司 |
概要 | 中リョウ穴を対象に、皮膚・皮下組織の鍼刺激と深部組織(骨膜)まで達する鍼刺激を行い、両者の感覚を比較検討した。60mm/30号鍼を10mm刺入時と骨膜まで達するように刺入した時に回旋術を行い、各々の部位で生じた感覚を、「感覚の記録チャート」を記入させた。10mm刺入群では局所の表面の鋭い感覚が観察され、骨膜群では深部に重い感覚が一定の方向をもって出現する傾向にあり、文献に記載されている得気と呼ばれる感覚に類似した感覚を生じやすいことが示された。これらの感覚は、C線維由来の深部痛覚に類似していることから、骨膜に達する鍼刺激はポリモーダル受容器を有効に興奮させている可能性が高いことを示唆した。以上の研究に対して研究プロトコールの作成、研究の遂行、データ整理等に関与した。 |