ナムラ ケンジ
NAMURA KENJI
苗村 建慈 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2006/10 |
発表テーマ | 慢性気管支炎を合併した肺気腫に対する鍼治療の1症例. |
会議名 | 第26回全日本鍼灸学会近畿学集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 兵庫県(兵庫県立尼崎病院) |
発表者・共同発表者 | 建部陽嗣、江川雅人、山村義治、苗村健治. |
概要 | (症例)慢性気管支炎を合併した肺気腫と診断された65歳の男性。X-8年に肺気腫と診断された。X-1年に当院・呼吸器科で、肺気腫と慢性気管支炎の合併と診断された。COPD重症度分類、Ⅳ期(最重症例)。(方法)鍼治療は、天柱、中府、肺兪、合谷、腎兪を基本穴とし、さらに、下肢筋力の向上を目的として、足三里、三陰交、太谿を加えた。鍼治療は、週1回を10週間。(結果)初回の鍼治療後より、室内歩行による労作時呼吸困難は消失、喀痰は鍼治療7回目に消失。6分間歩行距離は220→255mに増加し、6分間歩行後のBorg Scaleは1→0.5と改善した。6分間歩行中のSpO2の最低値は、軽度上昇した。一方、呼吸機能検査は、一部に改善が認められるにとどまった。QOLの改善(4項目)も認められた。(研究の立案・計画、研究指導、研究資金の一部提供、研究結果の医学的解析、学会報告の指導を担当) |