ナムラ ケンジ
NAMURA KENJI
苗村 建慈 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2007/06/09 |
発表テーマ | 若年発症パーキンソニズムに対する鍼治療の1症例 |
会議名 | 第56回全日本鍼灸学会学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 倉敷市 |
発表者・共同発表者 | 建部陽司、江川雅人、山口達之、山村義治、苗村健治. |
概要 | 共同発表 症例:49歳女性。主訴:歩行困難。現病歴:17歳より振戦がみられ、21歳の出産を機に歩行困難が出現した。26歳でパーキンソン病の診断を受け、薬物治療を開始。42歳で淡蒼球破壊術を受けたが、歩行機能の改善なく、鍼治療の併用を開始した。H-Y重症度III度。方法:鍼治療は脾肝腎の配穴を行い、鍼刺激は、置鍼10分間とし、週1回の治療を10回行った。結果:鍼治療により、歩行はすくみ足が消失し、歩行・バランス機能を評価するTUGは20.3秒から12.3秒に改善した。また、パーキンソン症状を評価するUPDRSは36から28に改善し、パーキンソン病のQOLを評価するPDQ-39も92から34に改善した。(研究の立案・計画、研究結果の医学的解析、学会報告の指導を担当した。) |