ナムラ ケンジ
NAMURA KENJI
苗村 建慈 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2007/06/10 |
発表テーマ | 咳喘息に対する鍼治療の2症例 |
会議名 | 第56回全日本鍼灸学会学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 倉敷市 |
発表者・共同発表者 | 豊福伸幸、江川雅人、山村義治、苗村健治. |
概要 | 共同発表 症例1:40歳男性。35歳時から咳嗽があり、咳喘息と診断されて吸入ステロイド薬を使用するも、も気温の変化や運動に伴う咳嗽発作が継続した。症例2:52歳女性。40歳時から咳嗽がみられ、咳喘息と診断されて吸入ステロイド薬を使用したが、症状は僅かに軽減するのみであった。いずれの症例も肺脾虚証と弁証し、鍼治療は、週1回の治療を10回及び15回行った。結果:症例1では気温の変化や運動後の咳嗽が軽減し、症例2では喘息日誌の症状点数の低下と全身症状の改善が認められた。いずれの症例も鍼治療期間に咳嗽が軽減し、鍼治療休止期間に再燃する傾向が認められた。考按:本研究の2症例において、咳喘息の症状の改善に、鍼治療が有効性であったと考えられた。(研究の立案・計画、症例の診断、研究結果の医学的解析、学会報告の指導を担当した。) |