ナムラ ケンジ   NAMURA KENJI
  苗村 建慈
   所属   看護学部 看護学科
   職種   教授
発表年月日 2007/06/10
発表テーマ 肺腺癌の補助化学療法に伴う症状に対する鍼灸治療の1例
会議名 第56回全日本鍼灸学会学術大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 倉敷市
発表者・共同発表者 山崎翼、福田文彦、竹田太郎、石崎直人、苗村健治、山村義治.
概要 共同発表
目的:肺腺癌術後の補助化学療法に伴う症状に対して鍼灸治療を行い、治療効果を検討した。症例と方法:79歳男性。肺腺癌の術後化学療法による、嘔気、胃のもたれ感、腹部膨満感があった。また、手術による背部の術創痕部痛、背部痛があった。鍼灸治療を、土日以外の週5日行った。結果:鍼治療により、嘔気、胃のもたれ感は著明に改善し、術創痕部痛、背部痛も改善した。考按:肺癌の手術に伴う疼痛や化学療法の合併症である嘔気、胃のもたれ感の症状に対して、鍼灸治療が有効であることが示された。肺癌の治療における補完療法として、有用であることが示唆された。(症例研究の適応の助言、対象症例の診断、学会報告の指導を担当した。)