アカザワ ジュン
AKAZAWA JUN
赤澤 淳 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2004/11 |
発表テーマ | 単一運動単位の位置・サイズと皮膚表面の電位分布との関連についての検討 |
会議名 | 生体・生理工学シンポジウム |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 赤澤 淳, 佐藤 哲大, 湊 小太郎, 吉田 正樹 |
概要 | 運動時の神経筋の生理学的なメカニズムや疾患を計測・解析するためにこれまで多くの研究が表面筋電図を用いて行われてきた.一つのα運動ニューロンとそれに支配される筋線維群を運動単位(MU)といい,表面筋電図では主に同時に複数のMUAP(MUの活動電位)を計測している.また,MUにはサイズという概念があり,ここでは一つのMUに属する筋線維の数が増えることをサイズが大きいと定義し,数が少なくなることをサイズが小さいと定義した.観測したMUAPとシミュレーションにより生成した数千個のMUAPとの波形の差からMUのサイズや位置を推定する研究は報告されている[1].しかし,逆解析の精度に関係するある時刻での空間的なMUの電位分布の差がMUのサイズや位置によりどの程度変化するかは報告されていない.そこで,本研究ではMUのサイズ・位置といったパラメータが変化した場合にどの程度類似したMUの電位分布がどの領域に生成されるか,差の程度をシミュレーションを用いて検討した. |