ミヤサカ タクジ
MIYASAKA TAKUJI
宮坂 卓治 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 1993/11 |
発表テーマ | 鍼刺激によって生じる特異感覚の中枢神経機構からみた意義について |
会議名 | 第3回世界鍼灸学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 発表者:渡邊一平、矢野 忠、宮坂卓治、木村友昭、丹澤章入、森 和 |
概要 | 共同発表 鍼刺激時に生じる特異な感覚(得気)は、鍼による治療効果を得るための刺激条件の一つである。しかしその生理学的意義は明確にされていない。そこで我々は、鍼の上下運動(雀啄刺激)を、電気信号に変換する刺激装置を製作し、鍼刺激をトリガーとした事象関連電位(Event related potential:ERP)の測定を行い、鍼刺激時に生じる特異な感覚が中枢神経機能に及ぼす影響を検討した。鍼刺激によって出現したERPのピーク潜時は刺激後約350m secに出現したが、これは表面電気刺激による潜時(約50m sec)よりも長く、この事から、鋭利激感覚は脳内処理過程(認知機能)に、強く影響することが示唆された。 共同研究につき、担当部分抽出不可能。 |