ナムラ ケンジ   NAMURA KENJI
  苗村 建慈
   所属   看護学部 看護学科
   職種   教授
発表年月日 2007/12/02
発表テーマ 鍼灸治療により抑うつ状態の改善とQOLの向上が認められたパーキンソン症候群の1症例
会議名 第27回 全日本鍼灸学会近畿学術集会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 大阪市
発表者・共同発表者 福田晋平、江川雅人、建部陽嗣、矢野忠、苗村健治、山村義治.
概要 共同発表
要旨:薬物治療開始後も症状の進行が認められた脳血管障害性パーキンソン症候群の1症例に対して鍼灸治療を行った。方法:弁証論治に基づいた鍼灸治療を、6ヶ月半に20回行った。結果:鍼灸治療により、歩行困難の改善(車椅子→手押し車)、便秘の改善が認められた。症状の改善に伴って高齢者の抑うつ状態を評価するGDS値の改善が認められ、パーキンソン症候群のQOLを評価するPDQ-39でも改善が認められた。考按:脳血管障害性パーキンソン症候群の症状の改善に、鍼灸治療が有効であったと考えられた。(研究の・計画、研究結果の医学的解析、学会報告の指導を担当した。)