ツル ヒロユキ
TSURU HIROYUKI
鶴 浩幸 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2004/09 |
発表テーマ | 遅発性筋痛に及ぼす物理刺激(療法)の影響 |
会議名 | Japanese Journal of Physical Fit-ness and Sports Medi-cine 53(6):S476.2004(第59回 日本体力医学会大会予稿集:p344) |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 池内隆治、鶴浩幸、中西盛一郎 |
概要 | 遅発性筋痛(DOMS)に対する物理刺激の影響を検討するために、上腕二頭筋に遅発性筋痛を作成し、物理刺激がその回復過程に及ぼす影響を検討した。今回は第一段階として物理刺激の中から経費的通電刺激について検討した。被検者は健康男性成人とし、上腕二頭筋の求心性収縮時の最大筋力(Nm)を測定し、その100%の負荷を用いて遠心性収縮を行わせた。遅発性筋痛の評価は圧痛閾値と自覚的痛み程度を示すVASで行なった。それぞれの経時的変化を観察するために負荷前・直後、1、2、5、6、7、14日後に測定を行った。TENS刺激は負荷1日後に4Hzまたは110Hzのどちらかを行なった。VASの結果は、無刺激対照群負荷2日後にピークに達し、110Hz群は2日目でVASが軽減する傾向がみられた。110Hz刺激群ではVASや圧痛閾値の経時的変化が対照群とは異なる傾向がみられ、物理刺激が遅発性筋痛の回復過程に影響を及ぼすことが示唆された。 |