ナムラ ケンジ   NAMURA KENJI
  苗村 建慈
   所属   看護学部 看護学科
   職種   教授
発表年月日 2008/05
発表テーマ 鍼治療により労作時呼吸困難が改善した特発性間質性肺炎の1例
会議名 第57回全日本鍼灸学会京都大会、京都市. 全日本鍼灸学会雑誌58(3): 440.
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 豊福伸幸、江川雅人、山村義治、苗村健治.
概要 共同発表
症例は63歳女性。7年前に呼吸困難を自覚し、間質性肺炎と診断された。薬物治療を受けていたが、咳嗽が軽減せず、鍼治療を併用することとなった。鍼治療は肺腎陰虚との弁証論治と肩凝りの治療を行い、週1回を26週行った。鍼治療により、咳嗽はほとんど消失し、6分間歩行試験において、労作時呼吸困難の改善と運動耐容能の改善が認められた。特発性間質性肺炎の活動性を示す血中KL-6値が1370→1170に低下した。(対照患者の診断、鍼治療の計画の指導、研究報告の指導を担当した。)