ナムラ ケンジ   NAMURA KENJI
  苗村 建慈
   所属   看護学部 看護学科
   職種   教授
発表年月日 2008/05
発表テーマ パーキンソン病とパーキンソン症候群に対する鍼灸治療の効果 −パーキンソン病と抑うつ状態およびQOL−
会議名 第57回全日本鍼灸学会京都大会、京都市.全日本鍼灸学会雑誌 58(3)p537.
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 福田晋平、江川雅人、建部陽嗣、山村義治、苗村健治、矢野 忠.
概要 共同発表
パーキンソン病およびパーキンソン症候群に対する鍼灸治療の効果において、運動症状と、うつ状態などの全身の非運動症状との関連について検討した。対象は本学附属鍼灸センターのパーキンソン病鍼灸治療専門外来を10回以上受療した8例。鍼灸治療は弁証論治に従い、強い振戦には鍼通電も行った。鍼灸治療により、パーキンソン症状である運動症状には有意な改善は認められなかったが、QOLの改善した6例では便秘や睡眠障害の非運動症状の改善が認められた。鍼灸治療による非運動症状の改善が本疾患患者のQOLの改善に寄与することが示唆された。(鍼灸治療の計画、研究報告の指導を担当した。)