キムラ アツシ
KIMURA ATSUSHI
木村 篤史 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2009/06 |
発表テーマ | 新しい電気刺激療法(運動介助型電気刺激療法)による運動学習が脳卒中片麻痺患者の上肢機能に対する影響について |
会議名 | 平成20年度明治国際医療大学学内公募研究 研究成果報告会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 木村篤史,松本和久,林愛子,神田佳明,垣村将典 |
概要 | 脳卒中片麻痺患者の上肢機能に対し,体性感覚入力として治療的電気刺激療法を用いた運動学習(TES-Motor learning)を行い,その効果について検証した.対象は脳卒中片麻痺患者5名とした.上肢運動機能評価を行う際に生じる肩関節外転運動範囲を三次元動作解析装置により計測し,干渉電流型低周波電気治療器を用いて麻痺側三角筋中部線維に対してTES-Motor learningを2ヵ月間行った.その後初期評価と同様に上肢運動機能評価を行いTES-Motor learningの前後で比較検討を行った.その結果,肩関節外転運動範囲はTES-Motor learning後では増加を認め,表象にあらわれにくい中枢関節である肩関節の三角筋中部線維に対する治療的電気刺激と刺激により生じる筋収縮を知覚し,その部位に注意を向けることにより,運動学習における認知過程を活性化することができたものと考えられた. p7 |