キムラ　アツシ   KIMURA ATSUSHI
  木村　篤史
   所属   保健医療学部 柔道整復学科
   職種   准教授
発表年月日 2009/11
発表テーマ 開放運動連鎖での膝関節自動伸展運動におけるScrew Home Movementの動態解析
会議名 第18回日本柔道整復接骨医学会学術大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭（一般）
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 堀越悠里，西川茂樹，冨田健一，木村篤史，松本和久，山﨑立実
概要 膝関節自動伸展運動時のScrew Home Movement（SHM）はPoint Cluster 法（以下PC法）を用いた三次元動作解析による測定が報告されている．本研究では，PC法より少ないマーカーでの三次元動作解析による測定で，SHMの動態を調査した．健常女性10名の左右20肢を対象とし，被検者の大腿中央，膝関節内・外側裂隙，足関節内・外果，足関節中央，第１・５中足指節関節にマーカーを貼付し，股・膝関節90度屈曲位の端坐位を開始肢位として非荷重位での膝関節屈伸自動運動を行った際のマーカー位置を，三次元動作解析装置VICON512を使用して測定し，Body Builder3.6を用いてSHMの動態を解析した．結果としてSHMの動態は合計5種類であり，10名中7名で左右のSHMの動態が相違していた．先行研究にてJoint LaxityによりSHMの動態が変化するとの報告があるが，Joint Laxityは全身的に存在するため，筋などの影響により左右差が生じるものと考えられた．