スミヤ エイジ
SUMIYA EIJI
角谷 英治 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 特任教授 |
|
発表年月日 | 2002/06 |
発表テーマ | 背外側被蓋核に対する鍼刺激および寒冷刺激の影響 |
会議名 | 第51回全日本鍼灸学会学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | つくば国際会議場;茨城県 |
発表者・共同発表者 | 星伴路, 手塚清恵, 斉藤雅人, 北小路博司, 川喜田健司, 渡辺泱, 角谷英治 |
概要 | 麻酔下のラットを用い、橋排尿中枢の一つである背外側被蓋核のニューロン活動指標に、鍼刺激および寒冷刺激が排尿中枢に及ぼす影響を検討した。背外側被蓋核のニューロン活動は排尿時に発火頻度が増加するタイプ(10例)、排尿時に発火頻度が減少するタイプ(19例)、および排尿に関係なく常時発火しているタイプ(10例)の3タイプに分類された。排尿時に発火が増加した10ニューロンのうち、5例では鍼刺激・寒冷刺激後発火頻度が抑制し、6例では亢進した。排尿時に発火が抑制した19ニューロンのうち、鍼刺激・寒冷刺激後11例では発火頻度が抑制し、5例では亢進した。以上の結果より、鍼刺激および寒冷刺激は、脊髄分節性による膀胱への抑制と同時に上位排尿中枢に対して影響を与えることが明らかになった。この研究に対して研究プロトコールの作成、研究の遂行、データ整理等に関与した。 |