キムラ アツシ
KIMURA ATSUSHI
木村 篤史 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2013/07 |
発表テーマ | 「高齢者の嚥下機能と咳嗽能力,運動機能,栄養状態,介護度との関係について-誤嚥性肺炎予防のために- |
会議名 | 第81回日本呼吸器学会近畿地方会 抄録集 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 冨田健一,木村篤史 ,松本和久 |
概要 | 誤嚥性肺炎の危険性が高い高齢者の特徴について検討するために、嚥下機能と咳嗽能力、運動機能、栄養状態、介護度との関係を調査した。 対象は通所リハビリテーションを利用する高齢者44名。嚥下機能(反復唾液嚥下試験)と他の評価項目である咳嗽能力(咳嗽時最大呼気流速)、端坐位における安楽位と体幹自動最大伸展位の円背指数、Timed Up and Go test、開眼片脚立位時間、下肢筋力、BMI、介護度を調査し相関関係を評価した。結果は,嚥下機能と咳嗽能力、下肢筋力、BMIに有意な相関関係を、円背指数に逆相関関係を認めた。嚥下機能が低下している高齢者は、咳嗽能力、下肢筋力、栄養状態が低下し、円背指数が増加していることが示唆された。誤嚥性肺炎予防のためには体幹筋や下肢伸展筋力、呼吸筋力のトレーニング、栄養状態の改善が必要であると考えられた。 |