スミヤ エイジ
SUMIYA EIJI
角谷 英治 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 特任教授 |
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発表年月日 | 2003/06 |
発表テーマ | 屈曲反射を指標にした鍼刺激の響き感覚の強さと鎮痛効果の関係について |
会議名 | 第52回全日本鍼灸学会学術大会パネルディスカッション |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 香川県民ホール |
発表者・共同発表者 | 角谷英治 |
概要 | 痛みの感覚の程度の大きさに比例して誘発される逃避性屈曲反射によって誘発される誘発筋電図の量を客観的な指標として用い、鍼刺激の響き感覚の強さと鎮痛効果の関係を調べた。外果外側の腓腹神経の通電刺激により屈曲反射を誘発し、反射性筋電図を大腿二頭筋から導出した。鍼刺激は記録部位とは対側の手三里穴とした。中等度の響き感を感じるような鍼刺激では屈曲反射の筋電図は抑制したが、不快感を伴う強い響き感覚を感じる鍼刺激では筋電図は増強した。これらの結果は強い響き感覚に対する不快感・不安感などの痛みの情動相が関与した可能性が考えられた。 |