ツル ヒロユキ
TSURU HIROYUKI
鶴 浩幸 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2008/09 |
発表テーマ | 米国Meiji College of Oriental Medicine附属鍼診療所の患者3,000名の分析 |
会議名 | 第9回たには学術大会・第4回やわらぎ学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 京都 |
発表者・共同発表者 | 鶴浩幸、石崎直人、谷口和久 |
概要 | 米国において鍼灸や生薬などを含む東洋医学に対する関心が高まってきている。しかし, 米国において実際にどのような年齢層の患者が, どのような主訴で鍼診療所に来院し, どの位の治療回数あるいは治療期間を有しているかなどの患者の実態については不明な点が多い。そこで、カリフォルニア州バークレーに位置していたMeiji College of Oriental Medicine附属鍼診療所の初診患者3000名 の診療録を用いて来院患者の実態について分析した全日本鍼灸学会高木賞奨励賞受賞論文である「米国Meiji College of Oriental Medicine附属鍼診療所の患者3,000名の分析」の内容を紹介するとともに、米国カリフォルニア州での鍼灸診療の実態について講演した。その結果、患者の多くは鍼と生薬の併用治療を希望していることや病名より症状を訴えて来院する患者が多いために, 不快な症状をいかに速やかに軽減させるかということが鍼灸臨床において重要であることが示唆された。また、米国での鍼灸診療は鍼灸と漢方薬の両方を使用出来る点で、患者にも治療家にも理想的な環境であることが示唆された。 |