ナムラ ケンジ
NAMURA KENJI
苗村 建慈 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 1990/07 |
発表テーマ | DNA ploidy patternからみた肺腺癌のheterogeneity |
会議名 | 第49回日本癌学会総会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 浜田 新七・苗村 健治・野口 雅之・下里 幸雄・九島 亮治・服部 隆則・藤田 晢也 |
概要 | 肺腺癌70例につき、DNA ploidyと癌細胞の組織内分布を検索した。mosaic ploidy を示すものは36例(52%)あり、異なった ploidy の癌細胞集団が存在する様式として癌胞巣が異なる場合と、同一の場合があった。同一癌胞巣内で mosaic ploidyを示す場合には、異なるploidyの癌細胞集団が内部で比較的明瞭な境界を有する場合と、境界部で両者が錯綜して存在する場合があった。また、mosaic ploidy の頻度として52%という値は、mosaicploidy の頻度の下限値と考えられる。肺腺癌は DNAploidyの面からの heterogeneityが強く、このことが予後に影響するものと考えられる。 |