ツル ヒロユキ
TSURU HIROYUKI
鶴 浩幸 所属 鍼灸学部 鍼灸学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2006/05 |
発表テーマ | 鍼治療が臓器に与える影響—眼科領域を中心としてー |
会議名 | (社)和歌山県鍼灸師会主催第1回学術研修会 |
主催者 | (社)和歌山県鍼灸師会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 鶴浩幸 |
概要 | 白内障は50歳位から徐々に進行し、70-80歳の高齢者になると全ての人が罹患するといわれている。現代医学的治療では点眼薬などで進行を抑制し、進行例では白内障手術で人工水晶体を挿入することが行われているのに対し、白内障関連の鍼治療報告は非常に少ない。講師らのチーム(本学眼科学教室との共同研究)は、白内障術後で更なる視力上昇を希望する調節力を有しない患者に対して鍼治療を行った結果、視力上昇目的の鍼治療が屈折調節不可能な高齢者においても成立することがわかった。また、上記内容以外に鍼刺激が網膜感度や網膜血流、その他の臓器血流に与える影響の知見をあわせて紹介する(動物実験も含む)。今回は、講義だけでなく視力上昇の鍼実技を行い、臨床に用いることができるように指導する。 |