キムラ アツシ
KIMURA ATSUSHI
木村 篤史 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2015/11 |
発表テーマ | 通所リハビリテーションを利用する高齢者の脊柱自動伸展能力と呼吸機能,嚥下機能,筋肉量との関連性について |
会議名 | 第7回口丹波医療連携懇話会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 冨田健一,木村篤史,松本和久,苗村建慈 |
概要 | 通所リハを利用する高齢者(年齢84.1±6.5歳)を対象に, 円背指数を指標とした脊柱伸展能力,呼吸機能(肺活量,努力性肺活量,1秒量,1秒率,咳嗽時最大呼気流速(CPF)),嚥下機能(反復唾液嚥下試験(RSST)),筋肉量(上腕筋面積)を測定し,脊柱伸展能力と各項目の相関関係を評価した.その結果,脊柱伸展能力と肺活量,1秒量,CPF,RSSTおよび上腕筋面積との間に軽度の相関を認めた.通所リハを利用する高齢者は,脊柱伸展能力の低下に伴い,拘束性および閉塞性換気機能の指標である肺活量,1秒量,咳嗽力を示すCPF,嚥下機能を示すRSST,全身の筋量を示す上腕筋面積が低下していた.特にCPFとRSSTは誤嚥性肺炎の要因となるため,通所リハ利用者の肺炎予防には, 呼吸機能や嚥下機能の評価に加え脊柱伸展能力の評価を行う必要があると考えられた. |