キムラ アツシ
KIMURA ATSUSHI
木村 篤史 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2018/02 |
発表テーマ | 運動学習の転移を用いた間接汎化型介入による作業療法で積極的な日常生活を取り戻した一症例 |
会議名 | 第12回京都在宅リハビリテーション研究会研究集会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 堀田直樹,大前桂子,永山智貴,木村篤史,平澤泰介,坂口由美子,松本和久 |
概要 | 感覚神経節炎により,長年行ってきた役割である料理ができなくなったことによる失望感で,日常生活の動機づけが低下した症例に対し,学習の転移を利用した間接汎化型介入を実施することで元の役割を回復し,日常生活の動機づけが向上した症例を経験したので考察を加えて報告した.「間接汎化型」の介入であるアンデルセン手芸は,料理ができない」という欲求不満の感情を一時的でも忘れさせてくれるため,新たな動機づけになり,積極的に作業療法に取り組めたものと考える.「調理」に必要な手指の機能が回復し“自分自身のよりどころ”を取り戻し,日常生活における言動が積極的になった.生活リハビリと称して直接限定型の介入を実施するだけでなく,対象に必要な機能を評価し,運動学習の転移を用いた間接汎化型の介入も重要であると考えられた.
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