キムラ アツシ
KIMURA ATSUSHI
木村 篤史 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2020/02 |
発表テーマ | 二分脊椎患者の移動手段の検討~褥瘡発生のリスクを最小限にするための取り組み~ |
会議名 | 第14回京都在宅リハビリテーション研究会研究集会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 小西倫太郎,浅野翔平 ,村富渚 ,中島隆輔,増馬裕太郎,神田佳明 ,堀田直樹,木村篤史,平澤泰介,永山智貴,森川重幸,神山順 |
概要 | 在宅生活を過ごしていた二分脊椎患者(先天性二分脊椎症の46歳男性)における長座位でのいざり動作による移動手段をにより褥瘡発生のリスクを最小限にするための移動手段を検討した.従来,四つ這い姿勢での移動手段であったが両膝関節の疼痛発症により長座位でのいざり動作による移動手段となった.その後,右臀部に褥瘡が生じたため入院加療が行われた.在宅復帰後の移動手段として入院前の移動手段であった長座位でのいざり動作からキャスター付きボードを使用した移動手段への変更を発案し,キャスター付きボードの実物を製作した.実物を用いて院内と実際の住環境での動作確認による評価を繰り返し,在宅復帰後の移動手段を決定した.症例の身体機能,住環境,自宅での生活様式,症例の希望に鑑みながら褥瘡発生のリスクを最小限するための在宅での移動手段を検討した.アイデアを発案するだけでなく,移動手段としてキャスター付きボードを製作し,実物を用いて複数の視点から仮説と検証を繰り返し行ったことにより,在宅復帰後の移動手段を確立することができた.
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