ヤオ ショウヘイ   YAO Shohei
  八尾 祥平
   所属   ノートルダム清心女子大学  国際文化学部 国際文化学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 学術書
標題 第8章「戦後における琉球華僑をめぐる記憶と忘却-『石垣市唐人墓建立事業』を事例に」
『現代における人の国際移動-アジアのなかの日本』
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 慶應義塾大学出版会
概要 グローバル化する日本社会における最大の課題のひとつである「多文化共生社会」の実現に向けた具体的課題を抽出した。
全474頁。A5判。
編者:吉原和男
共著者:関根政美、浅川晃広、明石純一、吉原直樹、八尾祥平他15名本人担当部分:単著第8章「戦後における琉球華僑をめぐる記憶と忘却-『石垣市唐人墓建立事業』を事例に」19世紀の石垣島で客死した苦力を弔う石垣市唐人墓を、彼らとはルーツが異なる台湾出身者が保全する歴史的経緯を明らかにした。こうした歴史は地域社会からも忘却されやすいものの、マイノリティの視点から東アジアにおける冷戦期をよりグローバルな視野で批判的に読み直す重要な契機であることを指摘した。
pp.169-180