ナカモト ユキカズ
Yukikazu Nakamoto
中本 幸一 所属 ノートルダム清心女子大学 情報デザイン学部 情報デザイン学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 離散周波数制御を利用した2次電池の最長利用のためのタスクスケジューリングアルゴリズム |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 電子情報通信学会論文誌. D-1, 情報・システム 1-情報処理 |
出版社・発行元 | 一般社団法人電子情報通信学会 |
巻・号・頁 | J83-D-I(1),1249-1259頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 中本 幸一,辻野 嘉宏,都倉 信樹 |
概要 | 携帯機器の普及に伴い, 低消費電力技術が重要となってきている.筆者らは既にCPUの周波数が任意の値に制御できる場合に, 携帯機器の2次電池の利用可能時間を最長にするリアルタイムスケジューリングアルゴリズムを提案した.本論文では, CPUの周波数を定数個の離散値にしか設定できない場合に2次電池の利用可能時間を最長にする立体リアルタイムスケジューリング問題を考察する.まず, タスクディスパッチ時のみにCPUの周波数が変更できる場合には本問題に対応する決定問題はNP完全であることを示す.次にCPUの周波数が任意の時点で変更できる場合に, 本問題を解く最適アルゴリズムを提案し, その計算量を評価する.本アルゴリズムが1個のイベント到着に対して一般の場合最悪時評価ではO(n)(ただし, nは実行待ちのタスク数である), 対応するタスクのデッドライン順にイベントが到着する場合, ならし評価でO(1)であることを示す. |
ISSN | 0915-1915 |
NAID | 110003184550 |