ナカモト ユキカズ
Yukikazu Nakamoto
中本 幸一 所属 ノートルダム清心女子大学 情報デザイン学部 情報デザイン学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/11/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | デッドラインを持つクエリプラン割り当てによる分散ストリーム処理のリアルタイムスケジューリング方式 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 研究報告組込みシステム(EMB) |
出版社・発行元 | 一般社団法人情報処理学会 |
巻・号・頁 | 2014(25),1-8頁 |
著者・共著者 | 山口晃広,渡辺陽介,佐藤健哉,中本幸一,高田広章 |
概要 | 近年,複数の機器 (ノード) に分散するセンサなどから得られる連続的なデータを低遅延に処理し,アプリケーションに高度な情報を提供する分散ストリーム処理の重要性が高まっている.自動車を制御する場合など,これらの分散ストリーム処理では,センサからデータが発生してから処理が完了するまでの End-to-End のデッドラインを超えないリアルタイム制約が要求される場合も多い.しかし,従来のストリーム処理におけるスケジューリングやクエリプランのノード割り当ての方式は,平均的な遅延時間の削減などが主な目的として研究されており,分散ストリーム処理のリアルタイム制約に対応することは難しい.本研究では,リアルタイム制約に対応する分散ストリーム処理のスケジューリング方式を提案する.提案方式では,(1) 各ノード上のローカルクエリプランにおけるサブデッドラインを数理計画モデルから決定し,(2) 動的なリアルタイムスケジューリングである Earliest Deadline First により各ノード上でローカルクエリプランを処理する.本提案の数理計画モデルでは,リアルタイム制約を数理計画の目的や制約として,ノードへ自由に割り当てられるオペレータに対して,その配置も同時に最適化できる.従来のストリーム処理の方式と比較し,提案方式がリアルタイム制約の維持に有効であることを確認した. |
ISSN | 0919-6072 |
NAID | 110009842548 |