ナカモト ユキカズ
Yukikazu Nakamoto
中本 幸一 所属 ノートルダム清心女子大学 情報デザイン学部 情報デザイン学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/12/09 |
形態種別 | 研究論文(研究会,シンポジウム資料等) |
標題 | ロールベースアクセス制御におけるロール階層の再設計手法の提案 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ |
出版社・発行元 | 一般社団法人電子情報通信学会 |
巻・号・頁 | 109(337),57-63頁 |
著者・共著者 | 朝倉 義晴,中本 幸一 |
概要 | ロールベースアクセス制御(RBAC)は,アクセス制御を実現するモデルとして広く用いられている.RBACに基づくアクセス制御を運用するシステムにおいて,システム内のロール階層を表現するモデルとしてロールグラフが存在する.しかし,ロールグラフはシステム運用時のロール階層の記述手段としては適しているが,ロール階層を設計するときの記述手段としては適していない.筆者らは以前,ロール階層の設計フェーズの記述手段に適した拡張ロールグラフとその等価関係を定義し,任意の拡張ロールグラフが等価なロールグラフに変換できることを証明した.そして,拡張ロールグラフを用いてロール階層を設計し,運用フェーズでは等価なロールグラフに変換してシステムに適用する手法を提案した.本稿では,ロールグラフが任意の等価な拡張ロールグラフに変換できることを証明する.これにより,運用中のロール階層を再設計するとき,ロールグラフを等価な拡張ロールグラフに変換し,再設計の後に等価なロールグラフに変換することが可能になる.従って,システム管理者によるロール階層の再設計が容易になる. |
ISSN | 0913-5685 |
NAID | 110008001783 |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/10508737 |