サイトウ マモル
SAITO Mamoru
齋藤 衛 所属 ノートルダム清心女子大学 文学部 英語英文学科 ノートルダム清心女子大学大学院 文学研究科 英語英米文学専攻 博士前期課程 ノートルダム清心女子大学大学院 文学研究科 英語英米文学専攻 博士後期課程 職種 特別招聘教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | Semantic and Discourse Interpretation of the Japanese Left Periphery |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | The Sound Patterns of Syntax |
出版社・発行元 | Oxford University Press |
担当範囲 | (pp.140-173) |
著者・共著者 | 編集者:Nomi Erteschik-Shir, Lisa Rochman |
概要 | スクランブリングは演算子移動ではないが、語順を変えるため、語順に言及する意味的あるいは談話的な解釈規則の適用に影響を与える。例えば、宮川繁氏が指摘するように、文頭の句は否定辞よりも広い作用域をとるが、目的語をスクランブリングにより文頭に移動すれば、目的語が当該の句となる。また、文頭の「〜は」のみが主題として解釈されることは、久野暲氏の有名な一般化であるが、「は」を伴う目的語をスクランブリングによって文頭に移動すれば、主題として解釈されうる。本論文では、こうした現象に正確な分析を与え、スクランブリングの意味的、談話的効果について論じた。 |