マツヒラ ユウジ
MATSUHIRA Yuji
松平 勇二 所属 ノートルダム清心女子大学 国際文化学部 国際文化学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/12 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 『音楽の未明からの思考――ミュージッキングを超えて』 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | アルテスパブリッシング |
概要 | (著書全体の概要)
音楽とは何か、という音楽研究最大の問いのひとつに、本書は行為として音楽を論究する「ミュージッキング」の概念を視点に挑戦した。「ミュージッキング」はニュージーランド生まれの音楽教育者クリストファー・スモールが提唱した概念で、「音楽」「作品」「演奏者」のいずれをも特権化することなしに人々が音楽的実践にかかわる営みを捉えるための概念である。音楽を研究の地域や分野の異なる16名の音楽研究者が、それぞれ自身も経験した音楽実践についても言及しつつ、音楽の本質に迫った。 (著書全体の頁数) A5判全304頁 (本人を含めた編者・共著者氏名) 編者:野澤豊一、川瀬慈 共著者:西島千尋、輪島裕介、浮ヶ谷幸代、梶丸岳、増野亜子、井上淳生、矢野原佑史、福岡正太、武田俊輔、大門碧、伏木香織、井手口彰典、松平勇二、青木深、野澤豊一、川瀬慈 (本人分担部分の概要) 本人担当部分(単著):「ショナ社会における音楽的才能の霊性――マシャウィ儀礼の事例から」 ジンバブエのショナ社会における才能の概念を、宗教儀礼の分析から明らかにした。ショナ社会では音楽行為の主体は人間ではなく霊的存在であると考えられている。 (本人担当部分の掲載頁) 247-265頁 |