ヤオ ショウヘイ
YAO Shohei
八尾 祥平 所属 ノートルダム清心女子大学 国際文化学部 国際文化学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/02 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | コラム「『帝国の焼菓子』-パイナップル焼菓子にみる日本帝国とその後」
『帝国日本における越境・断絶・残像(人の移動)』 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 風響社 |
概要 | 内地と外地を厳しく分けながらも一体化を図る強大な国家権力。複雑な境界線が入り混じる中で、統治下の台湾・朝鮮そして満洲まで渡りゆく人々の移動を克明にたどった。
編者:植野弘子・上水流久彦 共著者:崔吉城、中村八重、冨田哲、林史樹、松田良孝、全京秀、八尾祥平。 本人担当部分:単著 コラム「『帝国の焼菓子』-パイナップル焼菓子にみる日本帝国とその後」広島県呉市の和菓子店・天明堂で販売されている鳳梨萬頭(オンライ・マントウ)の来歴から、パイン産業のノウハウがハワイから台湾へと移転したことで鳳梨萬頭が誕生し、戦後はこの菓子作りのノウハウが広島へと伝わったことを明らかにしたコラム。鳳梨萬頭は、和菓子でも、洋菓子でも、中華菓子とも言えず、「帝国の焼菓子」とでも呼ぶべき、帝国主義の時代の産物であった。pp.213-217 |