フクハラ フミコ
FUKUHARA Fumiko
福原 史子 所属 ノートルダム清心女子大学 人間生活学部 児童学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 幼児期における保育者や保護者が子どもを「待つ」ことの意義と研究課題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 教育実践学論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (25),89-103頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎福原史子・横松友義・西山修 |
概要 | 本研究は,幼児期において保育者や保護者が子どもを「待つ」ことに関する先行研究を整理することにより,その意義と研究課題を明らかにすることを目的とした。『幼稚園教育要領』等によると,保育者が「待つ」ことの意義は,「自分から伸びていく存在」という子ども観に基づき,子どもが「達成感」と「充実感」を味わうために意図される。先行研究からは,保育者の「待つ」ことがよい結果につながる一方で,教育的指導の欠如や放置だとして危惧する見解も認められた。また,保護者が「待つ」ことは子どものレジリエンスや社会情動的スキルに影響を与えることが示唆され,待てるか否かは「時間的な余裕」が関係することが示された。 |