クサカ ノリコ   KUSAKA Noriko
  日下 紀子
   所属   ノートルダム清心女子大学  人間生活学部 児童学科
   ノートルダム清心女子大学大学院  人間生活学研究科 人間発達学専攻 修士課程
   ノートルダム清心女子大学大学院  人間生活学研究科 人間複合科学専攻 博士後期課程
   ノートルダム清心女子大学  インクルーシブ教育研究センター
   ノートルダム清心女子大学  人間生活学部 児童臨床研究所
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03/02
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
査読 査読あり
標題 コロナ禍を生き抜く力-ネガティブ・ケイパビリティに関する一考察-
執筆形態 単著
掲載誌名 ノートルダム清心女子大学紀要 人間生活学・児童学・食品栄養学編
掲載区分国内
出版社・発行元 ノートルダム清心女子大学
巻・号・頁 46(1),22-35頁
概要 コロナ禍では曖昧な喪失や対象の不在にまつわる心の問題を抱えており、そこからの回復過程をすすめるためには、生き抜くための力として、詩人ジョン・キーツの言葉である「ネガティブ・ケイパビリティ」が必要であるととりあげた。その力がなぜ注目されているのか、キーツの人生史を振り返り、ネガティブ・ケイパビリティが持つ力とその意味を明らかにするために先行研究を概観し考察を加えた。ネガティブ・ケイパビリティには、忍耐、待つこと、絆、自己抑制、逆説性の要素があることをとりあげ、そして文学と心理臨床と宗教の接点からコロナ禍における心のサポートとケアについて考察した。