サイトウ マモル
SAITO Mamoru
齋藤 衛 所属 ノートルダム清心女子大学 文学部 英語英文学科 ノートルダム清心女子大学大学院 文学研究科 英語英米文学専攻 博士前期課程 ノートルダム清心女子大学大学院 文学研究科 英語英米文学専攻 博士後期課程 職種 特別招聘教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | (A) Case for Labeling: Labeling in Languages without φ-feature Agreement |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | The Linguistic Review 33(Special Issue on Labeling) |
担当範囲 | (pp.129-175) |
概要 | Chomsky (2013) のラベル付け理論は、名詞句の分布や移動の性質を説明する画期的なものであるが、一致が、時制文の形成や移動を可能にするとしている。ここに、一致を欠く日本語のような言語はどのように分析されるのかという研究課題が生じる。本論文は、日本語の接辞文法格と述部屈折が、一致に代わる役割を果たし、時制文の形成を可能にしていると提案する。また、この仮説により、多重主語、自由語順、項省略などの日本語文法の類型的特徴にも説明が与えられることを示している。 |