マツヒラ ユウジ   MATSUHIRA Yuji
  松平 勇二
   所属   ノートルダム清心女子大学  国際文化学部 国際文化学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 「多言語社会に生きるアフリカ人―モザンビークにおけるショナ語とスワヒリ語―」
執筆形態 単著
掲載誌名 『イスラーム圏アフリカ論集IV』 (平成18-20年度科研費補助金 基盤(A) 「アフリカ・イスラーム圏における白色系民族と黒色系民族の紛争と共存の宗教人類学研究」研究成果報告書)pp.171-184、名古屋大学文学研究科
掲載区分国内
概要 (論文の概要)
本稿は2007年9-11月に実施した現地調査の報告書である。南部アフリカの内陸国ジンバブエでは13世紀ごろからインド洋交易によって金を輸出し、南部アフリカ一帯に影響力を持つ大国家に発展したと考えられている。その金の輸出港であったソファラは現在のモザンビーク中部のベイラにあったと考えられている。筆者はジンバブエから陸路モザンビークにわたり、ベイラの現在と、かつて奴隷貿易で栄えた北部のイボ島の調査をおこなった。かつてのジンバブエ国との直接的な関連を見つけることはできなかったが、モザンビーク各地にはジンバブエ出身者がおり、ポルトガル語や現地語(スワヒリ語など)など多言語を日常的に使用していることが分かった。イボ島での調査はスワヒリ語で実施した。
(論文の頁数)14頁