イワセ マオミ   IWASE Maomi
  岩瀨 真央美
   所属   ノートルダム清心女子大学  国際文化学部 国際文化学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/05
形態種別 学術書
標題 『国際取引の現代的課題と法 ― 澤田壽夫先生追悼』初版
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 信山社
概要 (著書全体の概要)国際取引の最新動向と具体的・実践的な法的考察。平成28年4月に逝去された澤田壽夫上智大学名誉教授を追悼して、薫陶をうけた研究者、実務家が一堂に集い、第Ⅰ部「公法」、第Ⅱ部「私法」、第Ⅲ部「手続法」として、広範な検討を行う。
(著書全体の頁数)A5判 624頁
(本人を含めた編者・共著者氏名)
 編者:柏木昇、杉浦保友、森下哲郎、平野温郎、河村寛治、阿部博友
 共著者:柏木昇、杉浦保友、森下哲郎、平野温郎、河村寛治、阿部博友、岩瀨真央美、他
(本人担当部分の概要)
 担当部分:単著、今後ベトナムは、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定やEUとベトナムとの間の自由貿易協定(EVFTA)だけでなく、将来締結する二国間・多数国間の投資協定やFTAによる条約網の形成・拡大に対応するために、条約網全体の中で各条約の整合性を考慮して、投資家と国家との間の紛争解決(ISDS)制度を検討する必要にこれまで以上に迫られている。ベトナム政府は、従来のように被申立国としての立場からだけでなく、今後は投資家の本国としての立場からも、現在のISDS制度を再検証し、新たなISDS制度を構築することが求められている。ISDS制度を整備していく上では、ISDS制度をめぐる世界の動向だけでなく、自らの経験を分析して、問題を明らかにすることが重要になる。ベトナム政府は、ISDS事案の情報公開を制限する従来の方針を見直す時期にきている。
(担当部分の掲載頁)
 pp.69-97