コマツ アヤコ
Ayako Komatsu
小松 文子 所属 ノートルダム清心女子大学 情報デザイン学部 情報デザイン学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/08 |
形態種別 | 論文集(書籍)内論文 |
標題 | 内部不正インシデント防止対策として有用な職場環境に関する分析と考察 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 2013,1217-1222頁 |
著者・共著者 | 島成佳, 小松文子, 小川博久, 岡松さやか, 高木大資 |
概要 | 組織内部者の不正行為が原因となる情報セキュリティインシデントは,風評被害が発生する恐れがあることや関係者との調整がつかない等の理由から一般的に情報は外部に公開されない.情報が公開されないことで,内部不正の実態が把握できず,内部不正対策を検討することも困難な状況である.しかし,内部不正は発生すると影響が大きいため,組織として取り組むべき課題の1つである.このような背景から独立行政法人情報処理推進機構では組織において内部不正防止を推進するためのガイドラインを作成した.内部不正対策では,正規の権限を持つ内部者が情報や情報システムにアクセスして不正行為を犯す恐れがあり,これまでの技術面と管理面の情報セキュリティ対策では限界がある.このため,ガイドライン作成では,心理的に内部者が内部不正を犯さない職場環境について検討することが新たに必要となった.本論文では,内部不正防止に有用な職場環境の対策を策定した過程において実施したアンケート調査の設計及びアンケート結果の統計的な分析と考察について述べる. |